東京女子医科大学

石川りさ子(日本女子大)

「人事(じんじ)を尽くして天命(てんめい)を待つ」

私は恥ずかしながら二浪し、二浪目からウインダムに入塾しました。現役のときは医学部の指定校推薦で倍率1.3倍の中落ち厳しさを知りました。一浪目は朝6時半から夜9時まで漫然と毎日やっていましたが、医学部受験勉強が1年ではやり切れず落ちました。
ウインダムに来たときは1年浪人をできる気力がほとんどなく、当時受かっていた昭和大学歯学部に進学するか迷っていました。
ですが、三輪先生が入塾面談をして下さり半信半疑でウインダムに入塾しました。

私はウインダム一問題児だと思っています。沢山の先生の前でかなりわがままをいったり、泣いたりしていました。

ですが、先生がたは温かくそれを受け入れ、アドバイスや課題を出してくださったりしました。かなりメンタルが弱くて、二浪以上はしないと決めていたので、常に不安でしたが、担任である三輪先生をはじめ、松山さん、佐古さん、そして安東先生が叱咤激励してくださりなんとか気持ちを切らさず1年勉強し続けられました。本当にありがとうございました。感謝しきれません。

次に勉強するウインダムの環境の素晴らしさについてです。まず一つ目は自習室があるという事です。ひとり一つ固定の席が与えられます。常に周りには意識の高い同じ目標を掲げた生徒がいて、自習室に来たら勉強せざるをえなくなる環境がウインダムにあります。
私の自習室の周りには朝型の子が多くて、秋から冬にかけては7時ごろには自習室にいて共に勉強していました。あの子が頑張っているから自分も、というようにウインダム生徒の意識の高さと自習室の利点が勉強にとても良い環境を与えたと思います。また固定席なので覚えたいことを付箋に書き貼ることもできました。

次にアウトプットとインプットのバランスが良い点です。私の1年目の反省点にはインプットがアウトプットに出し切れなかったことです。インプットにあたる授業はとてもためになりました。わかりやすく、扱う問題も沢山受けた大学で出ました。
特に印象的だったレギュラー授業は高木先生の授業です。週に2回の先生の授業はとても緊張感があり、また先生のおっしゃるところは私の甘い考えに心に刺さるものが多かったです。また、細川先生のコンプリート数学(演出と解説の授業)も好きでした。本当に先生が面白く何よりわかりやすく授業してくださるので授業があっという間に終わるように感じました。ここでの数学コンプリートのプリントは一年間沢山くり返し完璧にして試験会場に行きました。苦手な数学は不安要素でしたが、ウインダムで扱った1つの授業分でも、一問でも多く出来るようにしたことで精神的安心剤になりました。

そして何より入試でも、ほとんどの大学で数学は歯が立たないことはなかったと思います。英語も文法構文を強化し、またその力は長文に生かされました。得意な生物は松崎先生に授業で基礎から再確認をし、毎週出してくださる考察課題も徐々に正解率をあげることができました。

アウトプットは復習テストやマンスリー、単元毎の検定試験が多くあったので、頻繁に確認できました。自分ができないところを認識して、効率的に問題を虱潰しできました。ここは特に多浪生に良い点だと思います。一つ一つのテストを大事にすることで、穴のない実力が身につくと思えました。

私もインプットとアウトプットと経て、全統模試でも、化学の偏差値が前年より20近く、英語も15上がりました。生物は偏差値74に達しました。
マンスリーの順位は、はじめはよかったですが、夏に近づくにつれ下がってきてしまいました。かなり追い詰められていましたが、佐古さん(教務スタッフ)が合宿に声を掛けてくださり、参加しました。 合宿の良い点は他の人の問題を解くスピードとか、集中力とかが分かることです。

合宿中は生徒を競われるように問題をたくさん解きました。テストの結果では比べられないものとか見えてきました。自分のスピードとか、学力の位置とか、問題の解く力、解き方とか客観視できて私は参加してよかったです。

合宿後下がってきた成績が上がってきました。マンスリーでも一番台取れるようになれました。あと、もちろん忍耐力も合宿でつきました。三時間しか寝られませんが思ったより苦ではありませんでした。常に課題とかやる問題が与えられているので、何をしようとか考えずにすみました。合宿中は、全国でこれ以上勉強しているやつはいないだろ、と思えるぐらいに充実していたと思います。
夏明けは不安になりやすかったり緩んだりしている人が多くなるからそのぶん缶詰めにされる感じで良かったです。

秋はマンスリーなどで良い順位が取れることが多かったです。このまま好調に入試に入れればよったのですが、入試前の日大模試の数学で最悪の点数を取ってしまいました。さらに試験前にインフルエンザにかかってしまいました。熱が40度出て一度下がってまた勉強したらまた上がってしまいました。岩手医大の入試日も夜中まで39度あって解熱剤をのんで無理やり試験会場に行きました。杏林の日も吐き気の中テストを受けました。気持ちも体調も絶望的でしたが、なんとか一次は始めの2週間は全勝できました。今までのウインダムでの日々が身を結びました。本当によかったです。

私の結果は、一次は9校、正規合格は3校しました。この結果は受験期を献身的に支えてくれた家族、そして私に教えて下さった先生方のおかげです。女子だから、多浪だからといっても気持ち次第で結果は多いに変わると思います。私は一年目の反省を生かし、勉強と休憩にメリハリをつけるためにタイマーを活用したり、毎朝積分計算したり、携帯はガラケーにしたり、朝方にしたりなどしました。
勉強環境はウインダムに整っています。後悔しないようにウインダムを上手く使って勉強してほしいです。また、メンタルが弱くて医学部を諦めようとしている人も一度ウインダムをみて再度考えてみて欲しいと思います。

合格者の体験談

合格への軌跡

合格者インタビュー

PAGE TOP

医学部予備校ウインダム紹介動画
個別入学相談会
ウインダム公式LINE