医学部受験情報
杏林大学医学部
英語 スピード勝負! Bレベル 一次ボーダー70%~75%
試験時間が60分と短く、そのわりに量が多い。長文、会話文、文法などが出題され、会話文は医学系に偏っている。医学系の長文を沢山読んで総合的な英語力を養うとともに、スピードをつけるためにも問題演習の量を増やすことが必要である。
数学 計算力重視 B+Sレベル 一次ボーダー70%~75%
試験時間が60分と短いが、大問4題でボリュームがあり、時間的にはかなり厳しい。極限は必ず出題され、積分も毎年のように出題されている。その他は個数の処理・確率、三角関数、数列、ベクトルが出題頻度が高い。極限、微積を幅広く深く学習し、積分を中心に計算力をつけ、さらにマークシート式であるため正確性とスピードを身につける必要がある。
化学 計算も含め、レベルは高い! B+Sレベル 一次ボーダー75%~80%
理論、有機が中心で、考えさせる問題、理解を問う問題が出題されることも多い。単なる知識の詰め込みではなく根本から理解する必要がある。無機は気体や陽イオンなど典型的な問題が多いが、有機はアミノ酸・タンパク質に関する出題が多く、難易度も高いので高度な内容まで学習し、問題演習を繰り返す必要がある。
生物 08年より、やや難化したマーク!Bレベル+Sレベル 一次ボーダー75%~80%
08年よりマーク方式となり記述は出題されないが、細かい知識を求める設問があり、曖昧な理解では解答できない問題も多く、極めて難度の高い単語を要求されるケースもあり、付け焼刃の対策ではなく普段から、丁寧な学習を心がけたい。
物理 標準から難の問題!B+Sレベル 一次ボーダー 80%~90%
出題範囲の偏りもなく、典型的な問題が主であるが、思考力を必要とする創作問題、難問といえる問題も出題される。公式の暗記のみで終ることなく、深く理解し自分の言葉で各現象を説明できるようになるくらいの学習が必要である。
ウインダム医学部入試解説員から
三鷹という閑静な立地にあり、年齢・男女に関係なく、実力さえあれば誰でも入学できるクリーンな試験。そして東洋最大級の救命センターを構える杏林大学医学部は新設の中でも北里と肩を並べるトップ校です。現にここ6、7年間、急激に人気が上がっております。オープンキャンパス参加しても「うちに来てほしい」との大学側の気合も感じられ、中々好印象を受ける医大のひとつです。
杏林大学はおもしろいことに、英語ができなくて理数が強い生徒が勝つ傾向があります。
特徴を列挙すると、
- 英語は問題形式が変わらない。事前に研究しておけば時間内に処理可能な教科。
- 数学はボリューム満点で時間内に解ききるのは中々キツイ。
数学というより、算数?と苦笑いする場面も想像に難くない。 - 化学は、よくあるパターンと言えばパターンですが、計算で時間がかかるという面で難。08年は異性体が面倒だったようです。当日は生物をやってのけてから、手をつけるという戦術(判断)も必要。
- 生物は考察問題もあり、けっこう面倒。
- 物理はバッチリ当てあまれば、90%も堅い教科です。
つまり、英語ができても、理科と数学で躓けば、一次合格すら危うく、逆に英語がソコソコでも、理数に爆発力があれば、突破は可能な試験なのです。
ただ、とにかく計算が多いので、考え方や解き方がわかっていても、ミスを連発すればアウトです。また、東邦正規・日大正規の受験生も一次合格に留まることもあり、油断できない入試のひとつであることは確かです。マーク移行以後の対策はよくよく慎重に心がけたいものです。



