
竹内怜(栄東)
ウインダムは、 人生で大切なことを一杯教えてくれます
現役の時、一次試験を一校通過したのみでほぼ全敗でした。受験会場で貰ったパンフレットを見た母の勧めで、三月の後期の受験が終わってすぐに、四月からの授業に先駆けて、化学を古原先生に個別で教わり始めました。ウインダムの授業の特徴は、先生方が生徒のことをよく見ているということだと思います。先生方は、生徒と対話しながら授業を進めてくれて、生徒が苦手そうなところを詳しく解説してくれたり、授業後に似た問題を配ってくれたりしました。特に印象に残っているのは、英語の斎藤英之先生の授業です。斎藤先生は、一度の授業で何度も指名するため、正直、最初は怖かったです。しかし、授業はわかりやすく、初めて知ることばかりで、英語が得意だと思っていた自分の甘さを痛感させられました。また同じスーパー1の友人たちと団結して、毎回の授業に臨んでいたのは、とてもいい思い出です。
ウインダムの強みは、やはりマンスリーテストだと思います。毎月実力テストが実施されることで、一年間を通して、緊張感を持ち続けながら勉強することができました。私の場合は、得意な英語は上位を目指し、それ以外の科目では、少しでも平均点より上の点数を取ることを目標にしていました。実際に、一度だけ英語で一位を取ることができ、その時はとても嬉しかったです。また、質問対応もウインダムの強みだと思います。大手の予備校のように、質問するために並んだり、無理に先生を捕まえたりしなくとも質問できるため、人見知りの自分にとっては、とても質問がしやすい環境でした。また、質問対応の時に先生方とちょっとした雑談をすることは、気分転換にもなりました。私は、英語科の岩井俊一先生の質問対応によく伺っていたのですが、岩井先生の話はとても面白く、その話を聞くことが毎週の楽しみとなっていました。
私が、一年間を振り返って、一番苦しかった経験は、夏のマンスリーの化学で14点を取ってしまったことです。私は、現役の時に化学の勉強をさぼってしまい、化学に関しては右も左もわからない状況でした。それこそ、共通テストでは三割、マークシートは全部同じ記号を選択するといったほどでした。そのため、前述のように、化学を初歩から個別で教わり始めました。そうして、前期のマンスリーでは、なんとか平均点付近をキープしていました。しかし、夏のマンスリーで、大失敗してしまいました。そのマンスリーは、無機化学がメインであったため、無機化学を覚えきれていなかった私は、まったく得点することができませんでした。原因がわかっていても、点数が点数であり、去年の二の舞になるのではないかと不安に思い、松倉先生にも個別をお願いすることにしました。また、後期の授業でも、繰り返し無機化学に触れる機会があったため、後期が終わるまでには、無機化学を克服することができました。そして、受験の時には、化学に対する苦手意識は全く無くなっていました。よく「浪人生は理科だ」と言いますが、自分はこれを現役の時は「嘘だ。化学なんて一生できない」と思っていました。振り返ってみると、この言葉は本当だったのだと実感しました。こう思うことができたのも、ウインダムの繰り返し学習することができるカリキュラムや、支離滅裂な質問をしても、優しく対応してくださった先生方のおかげです。私だけの思い出として、近畿の推薦入試での出来事があります。近畿の推薦入試は、点数が開示されるため、力試しとして、現役の時の予備校の先生に勧められて受験しました。しかし、その時は大差で落ちてしまいました。それが、一浪して、一次試験を通過することができました。二次試験を受けるために大阪に向かったのですが、当日の朝になって、スーツを忘れてしまったことに気が付きました。そのことにショックを受け、二次試験では力を出し切れずに、不合格となってしまいました。このことを期に、関東の医学部に合格するという意志が強くなったとともに、これからの受験では絶対にスーツを忘れないということを肝に銘じました。これを読んでいる皆さんも、地方に受験に行く際はスーツだけは忘れないでください。
一浪の末、私は、一次試験を九校通過し、最終合格を三校から頂くことができました。1年前の自分からしたら、考えられないほどの結果でした。浪人しないことに越したことはありませんが、ウインダムで過ごした時間は非常に充実していて、一生の思い出となる一年となりました。集団の授業でお世話になった先生方にはもちろん、人見知りの私にも優しく教えてくださった個別の先生方には、感謝しかありません。ぜひ皆さんもウインダムで充実した一年を過ごしてください。